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明治のお膳・お椀を公開
仕出しの「あじか」“小さな博物館”事業で
【犬山】昔ながらの漆器は、日本料理の味と雰囲気を引き立ててくれる。宴会料理や仕出しなどを手掛ける「あじか」(本社犬山市大字前原字味鹿28-3 祖父江寿男社長 電話0568-62-5175)では、所蔵してあった明治期のお膳・お椀などを、来店客向けに展示公開している。
犬山商工会議所が主導する、市北東部の地域活性化事業「城東小さな博物館」のひとつとして、06年4月から展示を始めた。同事業は、地元商工業者が、伝統の品・技術、文化財、自慢のコレクションなどを展示公開し、地域住民との交流を深めようというもの。現在、20弱の事業所が参加している。
展示品の大半が、明治時代、祖先が、現在の稲沢市から開拓民として移住してきたときに使 |
用していたものという。ガラスケースに陳列してあるものだけでも、お膳、お椀、皿、盃など二百数十個にのぼる。手にとってみると、肉厚の割にはふわりと軽く、手に吸い付くようなしっとりとした感触が心地よい。現代のプラスチック系の品とは、明らかに雰囲気が異なっている。
法事などの料理にもアクセントとして何膳か織り交ぜて客に出すことがあるが「たいていは気付かないね」(祖父江社長)と笑う。ただ、漆器になじみのある年配の客などは、「なつかしい」と喜ぶ人もあるという。
祖父江社長は、「現実には難しいかもしれないが、器を切断し、断面を見せられると面白いと考えている」と、展示内容の充実も思い描いている。
見学は無料だが、事前の予約が必要。
=出典:中部経済新聞(2007/02/06)= |
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