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| 色彩の変化が鮮やか |
多重露出の一例 |
蝶のかたち |
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| アート花火A(時間差、画角差多重露出) |
アート花火B |
必要な機材
カメラ 35mm一眼レフカメラがよい
マニュアルモードに切り替えができ(自動焦点を解除し、無限遠に固定する)
シャッター速度にバルブ機能があり(1枚のフィルムに何度も写せる多重露出ができる)
ケーブルレリーズをつけられる機種(指でシャッターボタンを押すと振動してブレる)
注意 使いきりカメラ、スナップカメラ(いわゆるバカチョン)、普通のデジカメ
などは、いろいろ問題があり、思い通りに撮影できないことが多い。
レンズ 35〜105mm程度のズームレンズがよい。
フィルム ネガでも良いが、本格的にはポジがよい。ASA100でよい。
三脚 露出時間が長いので、絶対必要。カメラをタテ位置にしてもズレない丈夫なもの。
レリーズ カメラと別売り品。シャッターボタンを直接指で押さないためのケーブル。(30cm程度)
遮蔽紙 レンズを蔽う黒い板紙。帽子、団扇などで代用しても良い。多重露出に使う。
その他 懐中電灯、予備電池、花火大会プログラム、メモ用具、雨具など。
撮影の仕方(伝統的花火写真)
ピント 自動焦点機能を解除し、マニュアルで無限遠にしておく。(知らぬ間に動いていることがあるので時々注意する。)
絞り F11程度。スターマインのときは明る過ぎるので、もっと絞る。
フレーミング 周りの風景も取り入れるか、花火だけを撮影するのかで異なるが、花火の開く高さや方向を予測し、カメラをセットしておく。発射音や上昇中の光跡である程度予測できる。
シャッター速度 バルブモードにしておき、レリーズケーブルを押している間、開放する。通常1〜4秒。花火の種類や明るさで時間を調節する。花火が開いたのを見てからでは、本当は遅いのでできるだけ事前にレリーズを押す。
多重露出 一枚のフィルムに花火が1発だけ写っているのは淋しい。数発写せば画面が賑やかになり、迫力が出る。その方法は、レンズを遮蔽紙で覆い、レリーズケーブルを押してシャッターを開放したまま、ネジで固定しておく。これぞというとき遮蔽紙をはずして露出し、すぐにまた蔽う。これを数回繰り返すと多重露出になる。(あまり何度もやると画面がゴチャゴチャになるので、2〜3回がよい)。あらかじめ結果が予測できないので、花火の位置関係、色彩のバランス、光跡の流れ方などがバラバラになる。たくさん写して良いものを選ぶしかない。それでも場数と経験で腕を上げていけると思う。
アート花火(光によるデザイン)
花火の写真とは、花火玉に内包された「星」が燃えながら飛び散ってゆく、その「光跡」を撮影したものといえる。普通は「見たまま」に撮るが、別の分野でアート花火(イマジネーション花火)というのがある。風景や人物を入れず、花火そのものの光跡を使った、いわば光によるデザインである。特に決まった手法があるわけではなく、多重露出により、さまざまなパターンや色彩を組み合わせる。撮影者の好みとセンスと運?に左右される。ASA400などのフィルムにすれば、かなりの高速シャッターもきれるので、三脚なしの手持ちでも撮れないことはない。カメラ内蔵の多重露出機構を使って撮影回数をセット(9回出来る機種もあるが2,3回がよい)し、シャッター1回ごとに、条件(画角、絞り、速度等)を変えて撮影する。(ケーブルレリーズも遮蔽紙も不要)組み合わせはいくらでも考えられ、たくさん撮らないと、これはという写真はできないが、カメラのいろんな機能を勉強するという意味でも面白いかと思う。
実は、花火の撮影は非常に忙しいものです。アッという間に時間がたってしまう。とても夏の夜の情緒に浸っている余裕はないので、あらかじめお断りしておきます。
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